群馬配線工事ブログ
生成AIを活用してニュースレター作成業務を内製化した事例
こんにちは。群馬県を拠点とする配線工事の専門業者の群馬配線工事.comです。
近年、生成AIは急速に注目を集めています。人手や時間に制約のある中小企業にとっても、活用する意義は大きいと感じています。しかし、実際にはビジネスの現場で生成AIを取り入れている企業はまだ多くありません。生成AIの導入は難しいと思われることがありますが、弊社ではわずか3か月で活用の成果を上げることができました。
今回は、お客様に配布するニュースレターの作成に生成AIを活用した事例を紹介いたします。
「社外への発信ツールの作成に時間がかかっている方」「発信ツールの作成まで手が回っていない方」に是非ご覧いただきたい内容です。

ニュースレター作成事例
当社では、お客様にITに関する情報を定期的にお伝えするニュースレターを配布しております。
生成AIを活用することでニュースレターの作成を内製化し、制作コストの削減を実現しました。
生成AI活用前
従来、ニュースレターを社内で作成しようとすると、情報収集から文章の執筆、校正や内容の検討に至るまで多くの時間と労力が必要でした。担当者は限られた業務時間の中で他の業務と並行して作業を進めなければならず、社内での制作が難しいことから外部の制作会社へ依頼していました。外部委託によって一定のクオリティは確保できましたが、その分の制作費用がかかってしまっていることが課題でした。
生成AI活用後
生成AIを活用することで、IT担当者がわずか30分ほどでニュースレターを作成できるようになりました。
その実現を支えているのが、Googleの生成AI「Gemini」に搭載されている Gems(カスタムAIエージェント作成機能) です。Gemsを活用することで、特定の目的やタスクに特化した自分専用のAIアシスタントを作成することができます。
当社ではこの機能を利用し、「セキュリティニュースレターの作成に特化した専用AIアシスタント」を作成しています。これにより、毎回安定した品質のニュースレターを自動で作成できるようになっています。
このAIアシスタントに依頼すると、ニュースレターの紙面サイズに合わせた4部構成の文章を生成してくれます。内容は、最新のIT・セキュリティ情報をわかりやすくまとめつつ、最後は営業やお問い合わせにつながる締めの文章で自然に終わるよう設計されています。
IT担当者はAIが作成した文章を確認し、雛形となるニュースレターのデザインに文章と画像を貼り付けるだけで作業が完了します。これにより、わずか30分ほどでニュースレターの作成が完了するようになり、内製化を実現しました。


今回は、生成AIを活用することで社外への発信を内製化した事例をご紹介しました。
普段は当たり前のように行っている業務でも、生成AIを取り入れることで、作業時間の短縮やコスト削減はもちろん、内容の品質向上までも実現できる可能性があります。
当社の事例が、皆さまの業務改善のヒントになれば幸いです。是非この機会に業務にAIを取り入れてみてはいかがでしょうか。
群馬配線工事.comについて
群馬配線工事.comでは、オフィスや工場のちょっとした配線工事から生成AIやITに関することまで柔軟に対応します。些細な内容でも、お客様のご要望を丁寧にお聞きし、親切に対応することを心掛けています。「相談してよいかわからない」といった内容でも、まずはお気軽にお問い合わせください。
